育成論/ツボツボで戦う

最終更新: 2013/12/27 (金) 12:53:10

ツボツボの育成について掲載しています。

ツボツボで戦う

ツボツボ

全ポケモン中最高の防御・特防を持つかわりに、それ以外の能力はほぼ最悪というポケモン中最高の極端さを持つ。
素早さはどのポケモンよりも低いため、トリックルームと組み合わせると、基本的には誰が相手でも先制できる。

パワートリックを使えばデオAFもビックリの攻撃力と防御力を手に入れることができる。

種族値

HP 20 攻撃 10 防御 230 特攻 10 特防 230 すばやさ 5 総合能力 505 

とにかく守備が堅い。防御能力にかけては他を寄せ付けない。
ただし、攻撃能力の低さも見て取れる。これほど極端な能力を持つポケモンは他に居ないだろう。

長所考察

なんといっても全ポケモン中最高の防御、特防を持つのは大きい。
パワートリックも覚えるので、特攻王として突っ込んでいくこともできる。

弱点考察

防御、特防の値は高いが、HPが非常に少ないため、固定ダメージに滅法弱い。
攻撃、特攻も極めて低いため、普通に戦っている限り、攻撃は「どくどく」に頼る必要がある。
当然、これが効かないはがね、どくタイプ、「ポイズンヒール」「めんえき」「マジックガード」にはまったく無力となる。
また、「ちょうはつ」にはこれ以上無いほどに弱く、「パワートリック」も「どくどく」も使えなくなり、戦えなくなる。
更に、「ねむる」で状態異常を消去したり、「くろいきり」で積み、状態異常をリセットしてくる相手にも勝ち目はない。

「トリックルーム」が無ければ、あとだしヤミラミ以外に先制をとらせてくれる相手もいない。
ガブリアスのストーンエッジでさよなら(攻撃全振り)

選択技一覧

守りを更に固めることができる技を結構覚える。
防御型ならば「どくどく」と「まもる」、「すなあらし」、「ねむる」
攻撃型ならば「パワートリック」と「ストーンエッジ」「ジャイロボール」は
ほとんど必須となる、欠かすことのできない技だ。
攻撃型の場合、ドータクンからトリックルームをもらっておくと良い。

物理技

  • あなをほる
  • じしん
  • ジャイロボール
  • ストーンエッジ
  • すなじごく
  • どろかけ
  • はたきおとす
  • まきつく

特殊技

  • 特になし

変化技

  • アンコール
  • いばる
  • かげぶんしん
  • からにこもる
  • しんぴのまもり
  • ステルスロック
  • どくどく
  • ねむる
  • パワートリック
  • まもる
  • みがわり

使い方

以上のことを踏まえて戦いましょう。
きのみを持たせることはないので、特性は、「がんじょう」がいいでしょう。
耐久系ポケモンの苦手な一撃技を無効に出来るので、やや有利になります。
極めて低い攻撃に振ってもたかが知れているので、耐久を高めるために努力値は
HPに252、あとは防御か特防に252振るのがベストです。
HPが非常に低いので、HPには必ず努力値を振ることをお勧めします。

いやらし系でいけ!

これが王道です。つかこれ以外にこのポケモンで戦っていくのはできない・・・かも。

まず、どくどく、ねむるは必須です。絶対に覚えさせましょう。
これに加えて、使える技を探していきます。

  • 技候補1
    どくどく・ねむる・まもる・すなあらし

割と普通の組み合わせ。
最初のターンにどくどく、次にすなあらしをします。
あとはまもるなどで時間を稼ぎ、体力が減ったら眠るで回復。
相手にすなあらしが効けば、すなあらしが切れるまでに倒せます。
すなあらし中は、すなあらしのきかない鋼、地面、岩タイプの特防が1.5倍
になるため、守りに重点を置いた型ともいえます。

  • 技候補2(おすすめ)
    どくどく・ねむる・まきつく・まもる

確実に毒で削る場合の組み合わせ。
最初にまきつくをして、ポケモンを交代できないようにして、
どくどくを吹っかける。あとは1と同じ。
ポケモンを交代すると、猛毒はダメージ量がリセットされます。
それを防ぐ組み合わせ。おすすめ。
巻きつくはステルスロックに変えてもいいかもしれません。
でもこの場合、ゲンガーには何もできないという欠点がある。

  • 技候補3(何体も可能な限り倒したいときにはこれ)
    どくどく・ねむる・まきつく・からにこもる

こいつ1体でたくさん相手を倒したい場合はこれ。
まきつく→どくどくをしたら、
あとはからにこもるを積み、HPがなくなったらねむる。
からにこもるのPPが30と余裕があるため、結構たくさんつぶせると思います。
防御もあがっていきますしね。この組み合わせも中々いいと思います。
からにこもるで防御が上がるため、努力値はHPと特防に。

  • 技候補4
    どくどく・ねむる・かげぶんしん・みがわり

純粋に嫌がらすためのみの技の組み合わせ。
最初にどくどくをして、次からはかげぶんしんをつんでHPに余裕がその場で
あればみがわりをして今までのダメージをねむるでチャラにする。
その後はみがわりが無くなればまた出して耐えまくる。
(この技の組み合わせは、とても時間がかかるためかげぶんしんを積みきる前に
倒される可能性が少なからずあるため早めにねむることがあるので
非常にアンバランスな組み合わせと呼べるため参考程度と思ってください。)

最後に持ち物考察。(太字はおすすめのもの)
たべのこしねばりのかぎづめ(巻きつくを覚えている場合)
さらさらいわ(すなあらしがある場合) カゴのみ リュガのみ(特性くいしんぼうの場合)

  • 技候補5
    どくどく・ねむる・かげぶんしん・いばる

どうしてもツボツボ一匹でどくどくがきかないポケモンにも対抗したい人向け。
どくどくを使ったあとにかげぶんしんを積んでHPが減ってきたらねむるで回復。
どくどくが効かないポケモンにはかげぶんしんを最大まで積んでいばる。
もちものはたべのこしがいいでしょう。

究極の鉄壁を犠牲に、悪魔の破壊力を

ツボツボは防御力がすごいので、パワートリックを使わせ、逆に攻撃役として転じさせるのも戦法の一つです。
一度使うと防御が激減するので攻撃に耐えられなくなります。
相手を一撃で沈めるために、技はなるべく威力の高い物理技を覚えさせましょう。
おすすめはジャイロボールとストーンエッジ。双方、威力は150程度になります。
命中率をとるならば前者、安定した威力をとるならば後者がお勧め。
技スペースに空きがあれば両方入れても良いでしょう。確定技は基本的にパワートリックだけですしね。
ただし、元々高い防御能力を誇る、大概のはがねポケモンは、いずれの技でも倒すのは難しいので、
じしんを覚えさせておくと良いかもしれません。それでも一部のポケモンは倒せないので注意。

前述のとおり、防御力は限りなく低くなってしまいますので、
どう見ても特殊攻撃しか使わないポケモンをつぶすときだけ使うか、
タスキを持たせ、ドータクンなどからトリックルーム状態にしてもらってから出すのが良策でしょう。

[物理攻撃主体の相手を潰す法]

  1. トリックルームとだいばくはつを覚えたドータクンを戦闘に出す。
  2. じんつうりき・ジャイロボールなどで相手の体力を削る。
  3. HPがピンチになってきたら、トリックルーム発動。相手によってタイミングを読まなければ失敗する。
  4. だいばくはつで相手を道連れにし、ツボツボを出す。
  5. パワートリックを使い、一撃必殺の攻撃力を手に入れる。
  6. あとはHPが続く限り殴り続けるだけ。なお、トリックルーム効果はほとんど続かないので注意。
    (ドータクンがトリックルーム発動で1ターン、
     ドータクンがだいばくはつで1ターン、
     ツボツボがパワートリック発動で1ターン。
     つまり、攻撃態勢をとるまでの間に、3ターンが過ぎてしまう。)

この戦法ならば、物理攻撃型の相手もなんとか倒せるでしょう。

ただし、ドータクンがトリックルームを使ったターンに倒されてしまったり、
ドータクンのだいばくはつ含め、攻撃が外れてしまうと、ツボツボを出すに出せなくなる。

また、ツボツボを出せても、ツボツボが先制技を受けたり、相手がタスキで耐え抜いた場合は極めて危険。
タスキで耐えた相手が誰であれ、そのポケモンを倒すまでの間にトリックルームが切れてしまう。
後は、ユキノオーの「ゆきふらし」による「あられ」でダメージを受けてしまうと、それでもタスキが解除されてしまう。
いずれにしろ、総じてタスキ対策をしている相手には弱いので注意。

(おそらくこの戦法を使うツボツボは、本来の耐久戦法を度外視しているので、
相手がタスキで耐えようが、あられが降ろうが、トリックルームが切れようが、
引っ込めることはできない。2ターン活躍できたらラッキーだと思おう。)
そこで、

  1. ツボツボを出す。
  2. かげぶんしんで極限まで回避。この時のツボツボはまだ硬いのでダメージも微々たるものだ。
  3. 積みが終わったらパワートリック発動。
  4. 後は殴りたいだけ殴る。念のためタスキは持っておこう。

技考察
1 パワートリック・いわなだれorストーンエッジ・ジャイロボールorじしん・まもる
持:気合のタスキ
2 パワトリ→ジャイロ・いわなだれ 等で殴る が基本。
ルームが切れたらほかのやつと交代しましょう。

防御が心配な方は2にからにこもるを入れても良いです

シングルだとトリックルームを生かせるターンが少なすぎるので、
どちらかと言えばダブル向きだと思われます。
ダブルで使用する場合は、だいばくはつは必要なくなります。

最後に

ツボツボは、パワートリック型でも、嫌らし系でも、
うまく使うことができれば、かなりの戦力になると思います。
以上でツボツボの育成論を終えます。
他にもツボツボについての育成方法があれば、どんどん追加してください。

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