難敵対策/嫌らし系

最終更新: 2013/12/27 (金) 12:53:46

嫌らし系ポケモンを使用してきた時の対策を掲載しています。

嫌らし系ポケモン

防御関連の種族値が異常に高く、どくどく等を中心とした補助技を使って戦うポケモンのことです。
代表的なものとして、ハピナス・ブラッキー・ネンドール・ユレイドル・ツボツボ、新ポケではドータクン、ダイノーズ、ヨノワールなど。
この類のポケモンが危険なのは、対策をしていないと、非常にイライラしてミスを連発しやすくなることです。
こちらのHPがどんどん減っていくのに、相手のHPが全く減っていかない状態では、イライラすることも禁じ得ませんが…。
いくらイライラしても対戦相手の人を憎まないようにしましょう。それも戦略のひとつですから…。

種族値

防御関連(HP・防御・特防)が異常に高いポケモン達です。

要注意ポケモン

具体的にどんなポケモンがどんな事をするのか。
ドータクン…いやらし型以外にアタッカーとだいばくはつであまごい、にほんばれ、トリックルーム、リフレクターなどの壁系を継ぐタイプもいる。ドータクンを見て何をするかはわからない。
トリデプス…防御、特防が高いがかくとう、じめん4倍なので撃墜可能。安全といえる。
ダイノーズ…トリデプスに同じく。ただ、でんじはは恐怖。素早さが低いのを補ってくる。ただ、もうどくと重複しないのが救い。
パルシェン…あられをこよなく愛するいやらし系。防御がかなり高く、群を抜いている。ただ、特防の低さも群を抜いている上、弱点にでんき、くさとある。はどうだんも痛い。
ハピナス…HP、特防が高い持久派。特殊アタッカーしか手持ちになかったらかなり悲惨。格闘物理技で早く消そう。
ヨノワール…攻撃、防御、特防が高い攻防両用型。ノーマル、かくとう無効というのもきつい。タイプ不一致かみくだくごときでは倒れない。
ミロカロス…アクアリングとじこさいせいを覚える。ねむねご→じこさいせいのゾンビミロ以外でもかなり脅威。さいみんじゅつ、まきつくも気をつけたい。
ツボツボ…硬い硬いポケモン。出てきたら持久派以外ありえない(トリックルーム→だいばくはつで出てきた時を除く)。鋼ポケモンならどくどく、すなあらしが無効で弱点を突ける。
ミカルゲ…耐久性能は勿論弱点なしのポケモン。きもったまやみやぶるが無ければごり押しされてしまう。しかも特性がプレッシャー。HPもPPもどんどん減っていく。
ブラッキー…イーブイズで唯一の持久派。くろいまなざしでどくどくのどく状態にかえる事やあやしいひかりの混乱治しとあくびの交代を禁ずるポケモン。
レジスチル…防御、特防共に高く、てっぺき・ドわすれを積まれると効果抜群技でもなかなか倒れない。
クレセリア…嫌らし系の中ではHPが高い。めいそうを積む型、でんじは、二枚壁のサポートの型もある。タイプ一致弱点技でも一撃は厳しい。

ざっとこれだけいる。中には攻守両用もいる。

要注意技リスト
個々のポケモンの技がバラバラなので、まとめて書いておきます。

  • 攻撃用の技
    ちきゅうなげナイトヘッドメタルバーストどろかけ、カウンター、ミラーコート、タイプ一致攻撃技、まきつくしめつける等のような技
  • 回復技
    じこさいせい,タマゴうみ等のHP1/2回復技、ねがいごと、ねむる、ねごと
  • 補助技(積み技も含む)
    どくどくおにびいばるみがわりまもる、コスモパワー、かげぶんしんあやしいひかりくろいまなざし、ドわすれ、てっぺき、バリアー、からにこもる、ひかりのかべ、リフレクター、やどりぎのタネ、トリックルーム

※太字は特に注意が必要な技です。

基本戦術は
どくどくをかけて補助技で防御をあげたり、技を当たりにくくして、ダメージを食らったら回復…
といった感じです。
中にはちきゅうなげで固定ダメージを与えてくるポケモンもいます。
くろいまなざしをされると逃げられなくなるため、もうどく状態をどく状態にすることもできません。
何も考えずに攻撃するとカウンターやミラーコートで倍返しを食らうこともあります。
速いポケモンはいばる+みがわりのコンボを使ってくる場合も。

上記のように実に様々。「そのポケモン」を見たら「この戦法」と見極めましょう。

対策

絡め手を

こういう奴らはフルアタックでは苦戦します。だから器用にやりましょう。
まずちょうはつでどくどく、おにび、まもる、みがわり、積み技等をできなくします。他にもスカーフ+トリックなら技は1つしか出せなくなります。
またどくどくorおにび、かげぶんしん、ふういん、ねむるのヨノワールならただの耐久型にもなりメジャーな技も封印できます。
かいふくふうじも有効。

目には目を

嫌らし系ポケモンは自分は入れ替えたりはしません。
なので、どうせならこっちもどくどくをふっかけようと思います。
相手は耐えることが目的なわけですから、こっちがどくどくをかけたら
いくら回復技(ねむる・リフレッシュ以外)を持っていても、数ターンで引き下がらざるを得ないことになります。
ただし、相手は自身のHPが少なくなってくるまで耐えに耐えてくる場合が多いので、こちらも状態異常にされる可能性が高いです。
なので、みがわりなどで対策をしておくと大丈夫です。
はがねタイプ,どくタイプ,特性が「めんえき」のポケモンならどくどくを喰らわず、
「おにび」はほのおタイプ,特性が「みずのベール」のポケモンなら効かないので安全です。

  • 結果
    倒すことはできなくても、相手を引き下がらせることができる。
    ドータクン以外にはこの戦法は効くかと思います

積み技

さっきも触れましたが積み技を使う方法があります。
積み技を使えば、一撃で倒せるためにカウンターorミラーコートを食らわず済み、さらにその後の展開を有利に進めることが出来ます。
どくどくを喰らっていればやられてしまうかもしれませんが、
「ねむる」さえ覚えていれば大丈夫です。

  • 結果
    もうどくを回復しつつ積んでいきましょう。ただしそれだけで技スペースは最低二個必要となります。

固定ダメージ技

固定ダメージなら防御性能が高い奴らもひとたまりもありません。
例えば、あと2ターンどくどくのダメージを食らったら死んでしまう時にがむしゃらをすると次のターンの先制技で倒せると思います。あと1ターンでがむしゃらして次に引き継ぐのもアリ。
他にもいたみわけなら回復効果がつきます。HPが低いポケモンにはちきゅうなげ、ナイトヘッドもいい。逆にHPが高いポケモンこそがむしゃら、いたみわけが有効。

・結果
一撃必殺以外に共通して言えるのは眠られる可能性が高い事。
いかりのまえばもこの部類だがやはり眠られやすい。

一撃で倒せ!!

こうげきorとくこう、すばやさが高いポケモンで弱点を突き、そのまま押し切りましょう。
いくらぼうぎょ、とくぼうが高かろうが相手を一撃で粉砕する一撃必殺技も候補に挙がるかもしれません。
嫌らし系を使うポケモンの中には、けた外れに早いポケモンはいませんので、先攻をとるのは簡単です。

  • 結果
    「耐えるためのポケモン」が「嫌らし系ポケモン」なので、
    並大抵のポケモンでは(一撃必殺技は別として)早々一撃では倒せません。
    ですが、基本的にタスキは持っていませんので、このことに関しては心配ご無用です。

対かげぶんしん

かげぶんしんを使われると、全然攻撃が当たらなくなり、非常にイライラする上に
その間にもどくどくや地球投げのダメージが容赦なく襲いかかってきます。

先ほども言ったようにイライラすると、冷静な判断が出来なくなりミスを連発してしまったりするので、対戦では非常に危険です。
いくら攻撃が当たらなくても、冷静さを保ち続けてください。
かげぶんしんを使ってくるポケモンに対してはつばめがえし・スピードスター等の必中技を使用することをオススメします。
また、くろいきりを使えば、相手の積み技を一発でリセットすることが出来ます。
さらに、コスモパワー等の積み技もリセットすることが出来るので、とても使い勝手がいいです。
しかし、くろいきりだと、自分がつんであげたステータスも元に戻ってしまうのがネックです。
その場合は、「ほえる」を使うと良いでしょう。
こちらのステータスはそのままに、相手がつんであげた能力を瞬時にリセットできるため、後半になって使うほど相手に揺さぶりをかけう事ができ、精神的にも優位に立てるでしょう。
ただし、ほえるをつかって出てきた相手が不利なやつだった場合は、すぐに退きましょう。
「みやぶる」を使えば回避率無効+ゴーストに格闘技が当たるようになります。
根性カイリキーの「インファイト」を叩き込むと良いでしょう。
向こうが攻撃技を使うことは少ないので、反動は気にしなくても大丈夫です。
「あやしいひかり」対策にキーのみを持たせるのもいいです。(ラムだと猛毒を回復してしまいます。)

  • 結果
    必中技推奨
    くろいきりも良い!
    場合によってはほえるもつかえる!

対どくどく

ねむるで回復可能です。半分くらい削られたところで急に毒解除+全回復すると、対戦相手に逆に強烈な揺さぶりをかけることが出来ます。
眠っている間に積み技、回復技を使われることもあるため、カゴのみを持たせておいた方が良いでしょう。
それが無い場合はとっとと引っ込んで、普通のどく状態になってしまいましょう。
ただ、くろいまなざしをかけられていた場合は、短期決戦を挑むしかありません。

  • 結果
    どくどくにはねむるが絶対オススメ!!

最後に

以上のことを踏まえて対策ポケモンの発表です。
超オススメ…クロバット
オススメ…ボーマンダ・メタグロス・エアームド・ルージュラ・ムウマージ
それなり…どくどく+ねむるを覚えるポケモン・積み技を持つポケモン・ミロカロス・根性カイリキー

クロバットはくろいまなざしで縛り付けて、どくどくを吹っかけ、さらに対積み技のくろいきりが使えます。いやなおとやあやしいひかりも使えますし、どくタイプなので、どくどくが効きません。
ボーマンダはりゅうのまいを使える上にねむるを技構成に入れても問題ありません。
メタグロスははがねタイプなのでどく無効の上、攻撃力が高いです。
エアームドは、どくどくが無効な上に、必中技のツバメ返しがつかえます(威力は期待できませんが・・・)。さらに、
積みリセットのほえる、ほえると合わせると効果的なステルスロックやまきびしが使えます。
ルージュラ、ムウマージは共にくろいまなざし→ほろびのうたが使えます。自身が名誉殉職すること覚悟ですがいけます。
ミロカロスは「育成論」で紹介した「ねむり&ねごと」で対抗すればねむり状態でどくどくも解除して効かなくなります。
しかし耐久型は防御・特防が高いので倒すのに時間が掛かります。

以上で対嫌らし系の対策を終了させていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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